2016年4月6日水曜日

葉っぱのフレディ

作・絵 レオ・パスカーリア

この作品には、
人並みならぬ思い出があります。

児童館で働いていた時のこと、
ある小学1年生の女の子が
劇をやるからとチケットをくれました。
物静かで大人しい子だったので
少し驚きましたが、どうやら私だけに
チケットをくれたようだったので
観に行くことにしました。

良い意味で、期待を裏切られました。
初公演で私が観るのが1回目、
軽い気持ちで行ったのですが…

大きなホールで、お客さんはいっぱい。
しかも、小児科医のルーク役に
俳優の宝田明さんが出演されていて
実はとっても規模の大きな劇だったのです!

しかも劇が始まったらビックリ!
チケットをくれた女の子が
舞台のど真ん中にいるじゃないですか!
彼女は中でも最年少で主役でした、
1番多いセリフ数なのに
最後までイキイキと演じきっていました。
小さな女の子の大きな可能性に、
涙がとまりませんでした。

そういったサプライズもあり、
植物や動物も好きだった私は
この作品のトリコになってしまいました。

この作品は、落葉樹の葉が
1年間、何を感じどんな経験をし
過ごすのかを描いています。
命の尊さや、忘れかけた
自然への愛情を思い出します。
彼女と同じように
小さな葉っぱの大きな物語。
みなさんも是非、読んでみては? 

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