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2016年1月8日金曜日

いつでも会える

作:絵: 菊田まりこ

菊田まりこさんの代表作
私はこの作品を見てファンになりました。

ただし、注意書きとして参考までに
記事後半にある方のレビューを加えておきます。

死を題材にする感動作というのは
私はあまり好みません。
ただ、犬の目線でシンプルに進むお話に
私にとって、死について再確認する
良い機会になりました。
親孝行
したい時には
親はなし
有名なことわざですよね
そんなことを思い出し、
私にとって大切なことを
教えてくれました。
菊田まりこさんの作品は
ホント色々気付かせてくれます。

この作品は普段の
何気ない瞬間に読むことをオススメ
しますね。

しかし…
ある方は、身近な方を亡くしたばかりで
この本をプレゼントされ読んだそうです。
非常にショックを受けられたそうです、
二度とこの本に近付きたくないと。

その話を知り、再び読み返しました。
その方の気持ち、お察しします。

死とは涙を誘いやすく
感動的でさらにインパクトがあります。
だからこそ、プレゼントの際は
内容にお気をつけください。


日常のなんてことない日々を
素敵なものに変えるためには、
自信を持ってオススメします!



2015年12月31日木曜日

おじいちゃんがおばけになったわけ

  • 作:フォップス・オーカソン
  • 絵:エヴァ・エリクソン
おじいちゃん、亡くなってすぐ孫に会いに来ます。
探し物があるとのことで、
孫と探しはじめストーリーがはじまります。
死を題材としているので、大人目線では
いかに衝撃的な内容かソワソワしてしまいそうですが
なんともほのぼのしていて、優しい気持ちになります。
見てる子は、1ページめから不思議な存在に
くぎづけにされちゃいます。
じいじはいろんな思い出話を聞かせてくれます。
けっこうしょーもない内容もあって
笑ってしまいますw
話の最後で、じいじは探し物を見つけることができます。
ちょっと表紙とのギャップもあり
なかなかうるっと感動させられちゃいました♪


2015年12月21日月曜日

あらしのよるに

作:木村裕一  絵:あべ弘士


リメイクにより一躍有名に。
原作では
【あらしのよるに】ではじまり
【あるはれたひに】
【くものきれまに】
【きりのなかで】
【どしゃぶりのひに】
 【ふぶきのあした】
 【まんげつのよるに】で完結。
 
映画で知っている方は、
もしかしたら
こんなに作品が出ているのを
知らないかもしれない。

もともとは、1作目の
嵐の日に変わった出会いかたをした2匹の
ほのぼのとした内容
【あらしのよるに】
で締め括られる予定だったようです。
人気から作品が増えていき
だんだんとシリアスで濃い内容へ。
映画化をうけやっと
ハッピーエンドに落ち着く内容となりました。

さながら漫画のように、次へ次へと
物語に引き込まれる展開で魅了されます。

草食動物と肉食動物の友情は、
私にとって想像を越えるものでした。
綺麗に飾らず、
血生臭い表現すら漂わす内容に
児童書として衝撃をうけたのを覚えています。

互いの嵯峨に翻弄され
追い詰められ
それでも絆を守り抜く2匹。
命とは、命を越える絆とは… 

2015年12月19日土曜日

おまえうまそうだな


作:絵:  宮西達也

ティラノサウルスシリーズ、1作品目
私の好きな絵本トップ10に入る作品です。
この作品に出会えて、感謝したほどです。
絵本なんてたった数ページの世界、
でも数ページで充分だとつくずく思えました。
そこが好きなんです、絵本の醍醐味です!

肉食恐竜の王、ティラノサウルス。
最強の彼に悩みはありませんでしたが、
ある日の出来事により一変します。
生まれたばかりのアンキロサウルス(草食恐竜)
の子どもに、父親と間違えられ
二人の生活が始まります。

最強だからこそ味わったことのない苦悩
今まで気付かなかった自分の中の優しい気持ち

戸惑いながらも
心境の変化していくティラノサウルスに、
珍しくウルっとしてしまいました( ω-、)

あと、色使いが独特で好きです!
原始時代を思わせる
大胆で力強い彩色が迫力満点です♪

シリーズになっているので、
また紹介したいと思います。

2015年12月17日木曜日

つみきのいえ

脚本:加藤久仁生  監督:平田研也

大人向け絵本。
元々はショートアニメで、
私はアニメーションを先に拝見しました。
アニメでは余計なセリフ、説明は一切なかったのですが
絵本化したことで場面ごと
詳しくストーリーの解説がつきました。

少しずつ水かさの増えていく町。
住人たちは家が浸水する度に、
屋根の上に新しい家を作って暮らしていました。
そのため家は積木を
積み上げたようになっているんです。
町の人は過ごしにくくなり、
それぞれ町を離れていきますが
一人の老人はその家に住み続けます。

ひょんなことから、潜水服で下の階に沈んだ古家を
ひと部屋ずつ降りていくことになります。
以前住んでいた部屋、階を降るごとに記憶が甦ります。

絵のタッチ、おじいさんの表情。
ただただ優しい気持ちになる、
素敵な絵本です。
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