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2016年2月23日火曜日

雲のまにまに

作:絵: ヤナキヒロシ

一種の哲学書かな?
ほんとうに、物語というか
主人公ウージーの感情と行動により
展開していく、
静かなお話。

ついつい感情移入して読んでしまいます。
白黒の優しい絵が、
とても知的に展開していきます。
隠れファンの多い作品。 



2016年1月25日月曜日

地球のかたちを哲学する

作・絵 ギヨーム・デュプラ

表紙からワクワクが止まりません!
いやー、私の大好物ですね。
世界の形を想像するしかなかった
そんな昔の人がたどり着いた形。
なんとも素敵じゃないですか☆

巨大なカメに乗っかっていても
笑っちゃいけません、
その形に落ち着いたのには
深〜い訳があるはずなんです。
だって、これを読んでる人も
地球が丸いのを実際に目で確かめて
いないでしょ?

あとは、独特な作画。
重厚感がありつつも
なんだか優しくて懐かしい感じが好きです♪

スケールの大きなタイムトラベル
体験してみませんか? 

2015年12月22日火曜日

おおきな木

作:絵: シェル・シルヴァスタイン

この本は、感じとる内容が読み手によって変わります。
少年のあり方、木のあり方、少年と木の関係。
淡々とストーリーは進み、
特に起承転結があるわけではありません。

少年は少年の人生を
木は木の一生を
その生涯が幸せだったのかは、
きっと読み手に委ねられています。

私は、ただ尽くすのみの木に、
それでいいのか?
という感想を持ち終わりました。
でもそれは数いる読み手の一部である
私の感じ取り方、
きっとそれぞれの読み手に
考える機会をくれる事でしょう。
 
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