2015年12月22日火曜日

おおきな木

作:絵: シェル・シルヴァスタイン

この本は、感じとる内容が読み手によって変わります。
少年のあり方、木のあり方、少年と木の関係。
淡々とストーリーは進み、
特に起承転結があるわけではありません。

少年は少年の人生を
木は木の一生を
その生涯が幸せだったのかは、
きっと読み手に委ねられています。

私は、ただ尽くすのみの木に、
それでいいのか?
という感想を持ち終わりました。
でもそれは数いる読み手の一部である
私の感じ取り方、
きっとそれぞれの読み手に
考える機会をくれる事でしょう。
 

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